全てを終わらせる時――!
※ネタバレ注意!
ということで、ぷよテト2アドベンチャーモードもいよいよ大詰め。
今回は6章と7章をまとめて攻略した。激動の最終章をご覧あれ
ノア
6章
あらすじ
騒音のバラエティパックを押し付けられたエスがまぐろと一緒にごちゃごちゃ対決している間に、テト号はエックスの元へたどり着く。
エックスはまだ力が足りないといい、りんごとティたちに力をつけるようにトレーニングルーム(?)を用意。
修行をしている間にたどり着いた、スクエアスの正体とは……
さっそくトレーニングルーム(?)に入るティたち。ご丁寧にエックスがトレーニングメニューのメモまで残してくれている。
そしてアミエス入りましたー。ははは エス ともだちができてよかったな(適当)
あっ はい……アルルかわいい。
シェゾは相変わらず言い間違えを多発しているが、今作は特にひどかった。シェゾ大丈夫……?
アミさんは思春期。「アミティのスイッチが入った」とはりんご評。
これもまあ、相変わらずと言えば相変わらずである。ホントにこういうネタ好きだなアミティ……
「びきゃく勝負」でルルーとラフィーナがビッグバンで対決することになったのだが、なんとこれが30万点越えの凄まじい撃ち合いとなる。
最終的には、ビッグバンルールの特性を活かし勝利。ビッグバンの回数が増えると、だんだんと相殺しきれなかったダメージが増えていくのだ。
ここに来て衝撃の真実、スクエアスを作り出したのはなんとマールだったのだ。
つまりこれはマールの自作自演……なんてことは全くなく、どうやら「前にセカイが混ざった」あと、再度今のように混ざって「正しさ」を保持するスクエアスがそれに対し暴走気味に動いたかららしい。
ところで、この辺で出てくるぷよテトミックスはルールが全く分からない上CPUが普通に強く、多分20回はやられた。難易度を下げられるのもしゃくなのでリトライしまくっていたが。
マールはかなり強かったが、最後は偶然決まった7連鎖+4ラインで勝利。
壮大な話だが、マールは「楽しさ」スクエアスは「正しさ」をつかさどる存在らしい。
それを考えると、まあスクエアスが混ざった世界をどうにかしようと暴走するのもおかしくはない話である。
それを何とかしようと話していたところに……スクエアス登場。
「直々に来てやった」らしく、いかにもラスボスらしい登場の仕方である。でも実はサタンとエコロに捕まったのかもしれない……
来るぞ!
6章ラストはスキルバトル、苦戦するもHPをギリギリ残し勝利。危なかった……
スクエアス、キレた!! と、ふざけている場合ではない。
どうやらスクエアスはりんごたちをすべて消し去ろうとしているようだ。物語はついにラストスパート、7章に進む。
7章
……
ノア
アミティとスクエアスの対峙。この二人はどうにも真っ向から対決しそうな感じである。
この辺りから敵も尋常じゃなく強くなり、大連鎖を組んできたり高速でミノを設置したりとやりたい放題。
ノア
スクエアスは相変わらず強硬姿勢。とはいえ、りんごたちとのバトルで何か感じるものもあるようだが……
そして、こちらがスクエアスを使いマールと対決することに。
これは好きな演出だ。マールはやはり強かったが、テトリスとTスピンにより相手の連鎖を封殺して勝利。
そして最後は、マール(ぷよぷよ)対スクエアス(テトリス)!
お互いの象徴であるルールでのVS。これは非常にアツい展開だった。スクエアスもかなり強かったが、小連鎖を少しずつ撃って徐々に押し上げる戦法で勝利。
スクエアスは「幼く」ただ自分のつかさどる「正しさ」という概念にとらわれていただけだった。
そして、みんなやマールとの「楽しく正しい勝負」により本来の心を取り戻し、謝罪する。
だが、スクエアスは「みなにめいわくのかからないところ」へ赴こうとする。
アミティや他のみんなはそれを止める。みんなからすれば、たった今打ち解けたスクエアスも立派な「ともだち」なのだろう。
そんなスクエアスと対決し、ともだちになろうと……その勝負の直後、スクエアスに異変が。
どうやら力を溜め込み過ぎたらしく、またも暴走寸前。「オレからはなれろ」というスクエアスだが、当然それを素直に聞くみんなではなく……
「さいしゅうけっせんを おこなう!」
本当の最後の戦いがついに始まる! それにしてもティ、ここに来てようやくイケメンっぷりを発揮したような……
マール曰く「とんでもなくつよくなっている」とのことだが、大連鎖を決めて勝利。
が、確かにその強さはかなりのものだった。スキルも的確に使用してくるし、これはあまりやりこんでない層にとっては難関ステージでは……
今度こそ一件落着。二つの世界はまたわかたれるというエックスと、別れを惜しむみんな。
みんなに残された最後の時間。
ここはやはりアミティらしいというか、みんなと離れたくないとエスに叫ぶ。
アミエス、もはや何も言うまい……
「笑いなさいよ」と、アミティに笑いかけるエス。
この辺り、エスの強さが現れていて非常にいいと思う。別れたくないと言うアミティと、別れをきっちり受け入れるエスの対比が良く描かれているなと感じる。
どちらの主張も一理あり、そこにやはり絶対的な「正しさ」はない。そんなことをほのめかしているのかもしれないな。
「わかれがかなしい」ではなく「会えてよかった」が正解。この言葉、ぷよぷよシリーズ最強の名言だと思う。イケメン過ぎるよ、エスちゃん……
余談だが「死者に対する最高の手向けは、悲しみではなく感謝だ」というソーントン・ワイルダーの名言が存在する。
これは非常に真理をついていると思う。もちろん今回の場合死者との別れではないが、この名言はエスの思考と通じるものがあるのかもしれない。
濃厚なアミエスが展開されていて最高です。
ぷよぷよシリーズで一番好きなカップリングになってしまった。正確にはぷよテトシリーズ、だが……
ティとりんごの最後の言葉は「きみを わすれないよ!」
この言葉には、今までのすべてが詰まっているように思える。
かくして、混ざりあった世界はまた二つに分かれた。
それでも心がある限り絆は失われず「きみをわすれない」のかもしれない。
感想、まとめ
ノア
今回のアドベンチャーモードはストーリーが良い出来だと思う。前回も悪くはなかったが、結構ノリで進んでいく場面があったので……
もちろんそれもいいところの一つで、今作でもそういうノリはあったのだが……最終的には真面目に問題を解決し、それでも永遠に続くことなく別れる世界というのはカタルシスを感じさせる。
二つの世界が混ざったままでずっと仲良く~みたいな終わり方でないのは、大体すべて解決するぷよぷよシリーズでは少し異色かもしれないが、私は非常に好みだった。
難易度についてだが、これははっきり言って高かったと思う。とはいえ、おたすけクリアのシステムもあるし詰むようなことはないだろう。
オート難易度調整の仕組みはいまいちわからず、ずっとオンだった。あまりリトライしていなかったから後半が難しくなったのだろうか……
私はこのくらいの難易度が面白かったが、人によっては理不尽な強さも感じるかもしれない。ぷよとテトの両刀でないとさらに厳しさが増しそう。
とはいえ、総じて不満点が見つからない、素晴らしいアドベンチャーモードだった。
基本的に対戦ゲームなのでストーリーは軽視されがちだろうが、これだけでも価値があるので気が向いたら触れてあげて欲しいものだ。
ということで、この企画も完結ということで筆をおかせてもらう。
ノア
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